8冊目 浄土教典 現代語訳 大乗仏典
8冊目
浄土教典
現代語訳 大乗仏典
中村 元著
阿弥陀経、無量寿経、観無量寿経と浄土3部経と
呼ばれているものを1冊づつ読んだのですが
なんとなく自分の中でまとまっていなく中村元さんの浄土経典を
手にとって見ました。
もともとこの大乗経典シーリーズは膨大な数の
経典を読むのが大変だから重要な要点をまとめて本にする
という主旨みたいなので大変読みやすくまとまっていました。
なので私でも浄土3部経を理解できたように感じさせてくれました。
漢文とサンスクリット訳、和訳とあり解説もあるので
なるほどということが多かったです。
ただ大事なとこをまとめただけなので
経典の深淵なところはわかりません。
この本をきっかけに興味があれば何冊か見てみたいなと思います。
個人的に気になったのは浄土を観想する十六の方法と
いうのを初めて知りました。
これは観無量寿経に出ています。
浄土教は念仏だけなのかと思ったら
こういう心の中のことも書いてあるのですね。
イメージすることは現代でも大事だと言われているので
観想を深めていけるとまた違う感覚がでてくるのかな
と思います。
私は中国哲学なども好きなので
どうも3部経典のなかでもこの観無量寿経
は読んでいて面白いなと感じました。
浄土教ってどんな教え?と思ったら
こちらの本はオススメです。
わかりやすい
無駄