無駄の読書感想文

自分のためにまたはこれから読もうかなと思っているかたの参考になればと思い拙い感想文ですが書いています。読むペースは遅いので更新もゆっくりです。

7冊目 100分で名著 ペストの記憶 デフォー

 7冊目

100分de名著

デフォー ペストの記憶

ペストの記憶

ペストの記憶

今月の100分で名著 ペストの記憶
のテキストですが読んでみました。

興味はあるんだけどちゃんとした本は読むの
大変だし、時間もない。
要点をわかりやすく読みたいというときに
10分で名著のテキストは最高です。

いつもは仏教系か哲学系しか買わないように
しているのですが今回はペストということで
興味があり購入しました。

実際にコロナの状況をタイムリーに経験している
世代としては興味がわく内容だと思います。

ペストは1665年にロンドンで大流行しました。
ペストの最初は541年、治療が可能になりペストが
終焉になったのは1910年頃だそうです。

ペストは発生から終焉、抗生物質ができるまで
1400年ほどかかったということですから
コロナもワクチンがなかなかできないとこをみると
数年はかかるのかなと思ってしまいます。

ペストの記憶は小説というより
ペスト化での国の対応、民衆のなかで何が起こったか
どんな事件が起こったかをランダムに
書いてあります。

そしてロンドンでの流行の終焉はどのようだったか?
が書いてあり終焉に関しては読んでいて
コロナ禍もいずれ終焉があるのだなと
ほっとする思いで読みました。

ワクチンや薬がなければ完全な終焉とは言えませんが
ロンドンの時のようにワクチンや薬がなくても
終焉を迎えることが出来るのです。

ちなみにペストは年の末に最初の死者がでて
翌年春から夏にかけて猛威をふるい
9月末になるとペストの勢いが陰りが見えて
死者の数が減ると市民は外出や商売をはじめだします。
これが第2波になり11月に死者が増加。
本当に衰退したのは翌年2月ころだそうです。

これだけみるとコロナもまだ最中で
もう少し衰退まではかかるのかなと思います。

コロナはいつか終わると思います。
地震、台風、津波などの災害もそうですが
次の教訓になるように未来の人が困らないように
これからしていくのが今の私たちの役割なのかなと
思います。

コロナが終わればなかなかウイルスについて
興味は薄れてきます。
今読むべき本なのでぜひおすすめです。

私も横着しないでテキストではなく
本書を読んでみたいと思っています。

無駄